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【徹底比較】建売住宅VS注文住宅!それぞれの違いをメリットとデメリットから解説

【徹底比較】建売住宅VS注文住宅!それぞれの違いをメリットとデメリットから解説

新築の戸建てを検討される場合、すでに建築されている建売住宅にするべきか、ゼロから建築をしていく注文住宅にするべきかでお悩みになられている方もいらっしゃると思います。

本記事では、建売住宅と注文住宅の違いを、「価格差」や「メリット・デメリット」を軸に比較しながら解説しておりますので、新築の戸建てをご検討中の方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

そもそも建売住宅とは?

【徹底比較】建売住宅VS注文住宅!それぞれの違いをメリットとデメリットから解説

建売住宅とは、すでに家が建っている住宅のことで、土地と住宅がセットで販売されており、分譲住宅という言い方をする場合もあります。どのような家なのかを実際に見ることができるため、購入者にとっては生活をイメージしやすいのが特徴です。

 

 

建売住宅のメリットとデメリット

【徹底比較】建売住宅VS注文住宅!それぞれの違いをメリットとデメリットから解説

ここでは、建売住宅のメリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます。

 

建売住宅のメリット

建売住宅の代表的なメリットとして以下の点が挙げられます。

●家の購入費用が安い
●土地を探さなくていい
●入居までの期間が短い

それぞれ順番に解説します。

 

●家の購入費用が安い

建売住宅は、同じ規格の家を建築しているため、大量に部材を仕入れて原価を抑えています。また、購入者との度重なる打ち合わせもないため、人件費を節約することができています。そのため、注文住宅と比較すると家の購入費用は安くなります。

 

●土地を探さなくていい

建売住宅は、土地と住宅をセットで販売しているため、家を建てるための土地探しをする必要がありません。現在の福岡都市圏では土地が見つかりづらい状況が続いているため、土地探しをせずに戸建てを購入できるのは大きなメリットと言えます。

 

●入居までの期間が短い

建売住宅は、完成した家(もしくは工事中の家)を購入するため、契約やローンなどの手続きが終わればすぐに入居できます。お子さまの進学などに合わせてマイホームを検討されている場合、入居までのスケジュールを想定しやすくて良いでしょう。

 

建売住宅のデメリット

反対に、建売住宅の代表的なデメリットとして以下の点が挙げられます。

●家の標準仕様が低い
●間取りや設備を変更できない
●建築の過程がわからない

それぞれ順番に解説します。

 

●家の標準仕様が低い

建売住宅は、家を低価格で売り出していることが多いため、低価格帯の場合、住宅の断熱性や耐震性などの標準仕様は注文住宅と比較すると低くなります。

 

●間取りや設備を変更できない

建売住宅は、建築が終わっている状態になるので間取りや設備を自分好みに変更できません。そのため、家へのこだわりが強い方には不向きと言えるでしょう。

 

●建築の過程がわからない

建売住宅は、建築の過程を確認することができません。完成した家を外から判断するのはプロでも難しいため、施工の品質がわからないのはデメリットと言えます。

 

 

そもそも注文住宅とは?

【徹底比較】建売住宅VS注文住宅!それぞれの違いをメリットとデメリットから解説

注文住宅とは、ご自身の好みのデザインやライフスタイルに合わせて、ゼロからプランを描いてつくるオーダーメイド住宅のことを言います。こだわりを反映させることができるため、購入者にとって満足度の高い家づくりをおこなえるのが特徴です。

 

 

注文住宅のメリットとデメリット

【徹底比較】建売住宅VS注文住宅!それぞれの違いをメリットとデメリットから解説

ここでは、注文住宅のメリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます。

 

注文住宅のメリット

注文住宅の代表的なメリットとして以下の点が挙げられます。

●家の標準仕様が高い
●間取りや設備が自由
●建築の過程がわかる

それぞれ順番に解説します。

 

●家の標準仕様が高い

注文住宅は、低価格より満足度に重きを置いているコンセプトの商品が多く、住宅の断熱性や耐震性などの仕様にもこだわる会社が多いです。そのため、「快適性」や「省エネ性」に優れた暮らしができるのは大きなメリットのひとつと言えるでしょう。

 

●間取りや設備が自由

注文住宅の最大のメリットは、好みのデザインにできる「外観」、ライフスタイルに合わせた「間取り」、こだわりを表現できる「設備」など、ご自身の希望に合わせて自由にできることです。家へのこだわりが強い方は注文住宅が向いていると言えます。

 

●建築の過程がわかる

注文住宅は、間取りやデザインなどのプランが確定してから工事がスタートします。建築の過程を確認することができるため、施工の品質に透明性を持たせられるだけでなく、気になるところがあれば担当者に質問するなどして不安を軽減できます。

 

注文住宅のデメリット

反対に、注文住宅の代表的なデメリットとして以下の点が挙げられます。

●家の購入費用が高い
●土地を探す必要がある
●入居までの期間が長い

それぞれ順番に解説します。

 

●家の購入費用が高い

注文住宅は、家の標準仕様が高い場合が多く、デザインや設備を自由にできるため、大量に部材を仕入れることが難しく、建売住宅と比較すると購入費用は高くなります。

 

●土地を探す必要がある

注文住宅をご希望されている方の約70%は、土地を所有していない状態で家づくりを始められます。その場合、同時進行で土地探しをおこなう必要があります。

 

●入居までの期間が長い

注文住宅は、デザインや設備などを自由にできるため、それらが確定してから工事がスタートします。完成された家を買うわけではないため、入居までの期間は長くなります。

 

 

建売住宅と注文住宅の価格差

【徹底比較】建売住宅VS注文住宅!それぞれの違いをメリットとデメリットから解説

建売住宅と注文住宅それぞれのメリットとデメリットをご理解いただいた上で、次は建売住宅と注文住宅の価格差をご紹介していきます。

 

福岡県の建売住宅の価格相場

建売住宅の場合、建物と土地をセットで販売していることから、価格は建物と土地の合計額で表示されています。そのため、建物は標準仕様が高いほど価格は上がり、土地は評価額が高いほど価格は上がります。それらを踏まえて福岡県の建売住宅の価格相場をご覧ください。

 

●福岡県の建売住宅の平均価格

エリア平均価格
福岡県全域約3,308万円
福岡市東区約3,599万円
福岡市博多区約3,798万円
福岡市中央区約4,298万円
福岡市南区約3,698万円
福岡市西区約3,788万円
福岡市城南区約3,988万円
福岡市早良区約3,799万円
北九州市門司区約3,398万円
北九州市若松区約2,824万円
北九州市戸畑区約3,331万円
北九州市小倉北区約3,098万円
北九州市小倉南区約3,098万円
北九州市八幡東区約3,198万円
北九州市八幡西区約3,198万円
久留米市約2,384万円
飯塚市約2,600万円

(上の表は建物や土地の広さを問わずに集計されています。)

 

●福岡県の建売住宅の最低価格と最高価格

※約1,888万円~約10,800万円


●福岡県の建売住宅の建物の坪単価

※約50万円~

(2025年4月より、すべての新築住宅で省エネ基準への適合が必須となるため、上記の坪単価は上がることが予測されます。)

 

注文住宅の価格相場

注文住宅の場合、建物の価格も土地の価格も明確にわかりますが、建物の価格は購入者のオーダーによって大きな幅が生まれます。また、会社や商品によってベースとなる価格も異なります。それらを踏まえて福岡県の注文住宅の価格相場をご覧ください。

 

●福岡県の注文住宅の建物の坪単価

福岡県の注文住宅の価格相場は、住宅金融支援機構のフラット35の調査によると、「建物価格:約3,141万円」「坪単価:約91万円」です。また、会社や商品の特徴によって建物価格は変わるため、大きく3種類に分類して坪単価をご紹介します。

会社や商品坪単価
ローコスト系約60万円~約80万円
高性能系約75万円~約100万円
ハウスメーカー約90万円~約120万円

建物の広さを30坪で仮定した建物価格は、「建売住宅:約1,500万円~」「注文住宅:約1,800万円~約3,600万円」となります。ただし、ローコスト系の標準仕様は建売住宅と差がない場合があるため注意が必要です。

 

 

まとめ

【徹底比較】建売住宅VS注文住宅!それぞれの違いをメリットとデメリットから解説

本記事では、建売住宅と注文住宅の違いを、「価格差」や「メリット・デメリット」を軸に比較しながら解説しました。

建売住宅と注文住宅では、それぞれ相反するメリットとデメリットがあり、要望によっては購入費用も大きく異なってくるため、ご自身の考え方に合わせて選択することが満足度の高い家づくりにつながるでしょう。

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